奈良県吉野郡十津川村内原

2023年10月22日


西日本のダム湖巡りに戻る
ダム湖巡り』 とてもダムカードが発行されるダムとは思えず、単なる砂防ダムであった。
奥里ダム、滝川。(フォートラベルのHPから抜粋)
  奥里ダムは1960年(昭和35年)竣工のアーチ式コンクリートダム。 天端全体が洪水吐となっています、アーチ式ではありますが然程湾曲はしていません。 奥里ダムは滝川に造られたダムで滝川は風屋ダムの下流部で十津川に合流します。 なので上流部に奥里ダムを造り此処から導水して風屋ダムに送り十津川第一発電所で発電に用いられます。 つまり取水が主な目的です、ダム左岸に取水口が在ります。 −中略−
  奥里ダムのある滝川は綺麗な清流で綺麗な水が越流している姿はとても美しいです。 越流水が滝のように落ちる場所も人工物とは思えぬ美しさです。
 
奥里ダム見学
おくさとダムけんがく
Road Map :紀伊半島を縦断するR168の風屋ダムから北進して滝川公会
            堂への市道に入る。公会堂から滝川沿いの東向きの道に入る。
Route Map:。

紀伊半島のダム地図
”奥里ダム”は単なる砂防ダムなので華が無く見付け難い。
奥里集落への橋が出て来れば行き過ぎなので橋から500m程引返すこと。
日本の滝百選 ”笹の滝”落差32m。
  ”奥里ダム”に向かう道中、”奥里ダム”への道標はまったく出て来ないが、時々 ”笹の滝”への道標が出て来た。 振り返れば2016年2月25日に
”笹の滝”に滝見で通っているのだった。 ”笹の滝”は流石は日本の滝百選であり素晴らしい滝だったので滝の記憶は鮮明に残っているが道路の記憶はまったく残っていなかった。
これが奥里集落のおばあさんに教えて貰った ”奥里ダム”。
只の砂防堰堤なので林道を走っていて見付かる訳がない。
おばあさんはよく ”奥里ダム”の位置を聞きに来る人が多いと言われていた。
上流にある ”笹の滝”から流れて来る沢水が綺麗であった。
堰堤には立入禁止となっていた。
発電施設の様な小屋が建っていたが、取水目的のダムらしい。
周辺は樹木が茂り、沢に下りる手段もなかった。
おばあさんの話しでは昔は広い池があったらしいが、
今は砂で埋まってしまっている。
再度、”奥里ダム”の下流側の吐水を見る。
水が綺麗なのは ”滝川”全体に言えることだろう。
今回の我が写真は逆光になってしまったので、ネットから綺麗な写真を
探して来たが、この写真は明らかに補正のし過ぎであった。
奥里ダムは砂防堰堤であった。
  昔はダム池があり取水を行なっていたらしいが、現在の姿は砂防ダムでしかない。
この程度の砂防ダムなら各地に沢山あり、”奥里ダム”だけをダムカードにする必要は
無いと思った。
本日のダム巡り
  猿谷ダム旭ダム,瀬戸ダム → 奥里ダム → 小森ダム坂本ダム大迫ダム
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滝川流域
先週、十津川村観光協会で頂いた奥里ダムのダムカード